環境問題への取り組み
印鑑の材料となる印材には、木材や動物の角牙・アクリルやチタンなどの人工物などさまざまな種類があります。
その中でも当店では、持続的な自然環境に配慮した木製印材を推奨しています。
グリーン購入法適合商品
グリーン購入法で定められた特定品目および判断基準に合致した商品。環境負荷の低減に資すると判断された製品やサービスで、国や官公庁などで購入を推奨されています。
▼適合商品にはアイコンが付いています
対象印材
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薩摩本柘(さつまほんつげ)グリーン購入法適合商品
鹿児島県で計画的な植林と伐採を持続している伝統的な木材です。 成長の遅い柘の植林を生産農家が継続できるように、農家と製材、加工メーカーが三位一体となって、約260年安定供給を維持しています。
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彩樺(サイカ)・エコカンバグリーン購入法適合商品
建築材や加工品に使用して残った端材を利用することで、天然資源を無駄なく使用しています。端材をチップにして樹脂を混ぜて圧密加工をすることで、耐久性の高い印材として再利用されています。
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楓(かえで)グリーン購入法適合商品
楓の伐採は環境に配慮して計画的に管理されています。伐採された木材を建築材や加工品にして残った端材を利用することで、天然資源を無駄なく使用しています。
木材に樹脂を真空含浸させることで、耐久性を高めて再利用されている印材です。 -
智頭杉(ちづすぎ)グリーン購入法適合商品
鳥取県智頭町の杉材で作られる木工品の端材を使用した環境に優しい印材です。
日本を代表する木材である杉の林は、古くから植樹によって形成されて地域の林業に貢献しています。昨今の林業は衰退傾向にありますが、杉の木材を使用することは地場産業の維持継続にもつながります。 -
神楽ひのき(かぐらひのき)グリーン購入法適合商品
島根県産ヒノキの間伐材や木工品の端材を使用した、環境に優しい印材です。
林業の衰退に伴って維持が難しくなってきている人工林が増える中、島根県では積極的な再造林にも取り組んでいます。ヒノキの木材を使用することが、地場産業や人工林の維持にも繋がっています。